小麦の栽培が発達しなかったコルシカでは、栗は小麦に変わる主食でした。栗はコルシカ島のシンボルともいえる代表的な名産品です。栗の木はコルシカのあらゆるところで見ることができ、特にカスタニーチャという地方が有名です。焼き栗として実をそのまま食べるだけでなく、干して粉にした栗の粉(Farine de ch穰aigne)はお菓子やパンなどさまざまな伝統料理に使われ、今も昔と変わらない方法で丁寧に生産されています。実は10月に収穫され、大きなオーブンの上でじっくり燻製させらます。手で一粒一粒選別した後、皮をむいて大きな石臼でパウダー状にされます。